かすみの雑記帳

シンプルライフを目指す日々を綴っています

本の断捨離とお気に入りの本

今日は本の断捨離をしてみました。

子供の頃から活字はわりと好きでした。お金がない子供、学生時代は図書館で借りることが多かったのですが、働き始めて所得を得るようになると、通勤の帰り道、駅ナカの本屋さんをウロウロして目についた本を買い込むようになりました。日本にいた時はよく本を書いました。

 

小説も、

自己啓発系も、

語学系も、

雑誌も、

仕事関係の専門書も。

 

本当によく買いました。本って高くても値段はしれているし、読書=知的な趣味のような気もするし(少なくとも当時はそう思っていました)、一冊一冊はそんなに場所をとるわけでもないですしね。

うっかりしていると、買い込み、溜め込んでしまいがちな物です。

アメリカでは、必要以上には買わなくなりましたが、それは、単に日本語と違って読むこと自体にそれなりの苦痛とか努力が必要だったから、というだけ。

その証拠に、日本に一時帰国するごとに、アマゾンで山のように注文してスーツケースに詰め込んで持ち帰っていました。

 

これって、すごいバカです。

本って、ナマモノなんですよね。

ピンときて、手にとってスグに読むことに意味があるんじゃないかと思うんです。ピンときて買って、読んでみたら「違った」と思うこともありますが、それはそれで、スグに読むからこそ、自分がその時に求めていたものではなかったと判かる。

 

人間って忘れる生き物なので、時間がたつと、何を期待してその本を手にとったのかという味覚?みたいなものも忘れていて、読んでも響くことが少ない気がします。

 

それに、買ってスグに読まなかった本を後から読むことは殆んどなかったです。私の場合、ですが。

そんなこんなで、ここ1−2年は殆んど「紙」の本は買っていません。Kindleがあるからというものありますが。必要ならいつでも買えるから前もって買い込む必要はないですもんね。

本の断捨離も、だいぶ進んでいます。アメリカに来て暫くは日本の実家に置いてあった本は割と早めに処分しました。

アメリカにわざわざ持ち込んだ本も、ごく僅かを残すのみです。

そんな、僅かな残りのうち、これは絶対に断捨離対象にならない!と断言できる本があります。

それは、石田ゆり子さんの「天然日和」

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大好きです、石田ゆり子さん。

どこが?と言われるとうまく説明できないのですが、頭がごちゃごちゃしている時にゆり子さんが書いた物を読むと、浄められるというか、自分を受け入れられるというか。

こんまりさんの言う「ときめき」とはちょっと違う気がしますが。

初版を購入してから長いことお世話になっています。

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石田ゆり子さんの新刊「Lilyー日々のカケラ」も随分と好評のようですね。

是非、紙で読みたいと思っているのでKindle販が出ても次回の帰国まで読むのを楽しみに待ちたいと思っています。